当院では最初に患者様の状態を把握するため・・・
といった流れで行います、具体的に説明していきましょう。
はじめて来院される患者様には「カルテ」の記入をお願いしております。
カルテには現病歴以外にも、既往歴、服薬の有無等、細かくお書きください。
詳しくお話を伺います。
気になることがあったら遠慮なくお話しください。
次に「身体診察」を行います。
当院では特に筋肉の状態を診るようしています。
筋肉の状態を把握することにより、こり、痛み、しびれ等の症状がどの部分から関連しているのか判断ができます。
患者様の症状、体質に合わせた鍼をしていきます。
当院では、こり、痛み、しびれ等の運動器疾患の場合は、関連する筋肉にしっかりと鍼をしていきます。
また自律神経が原因の場合は、関連するツボを考慮して鍼をします。
日本で使用される鍼は「和鍼」と言われたりします。
和鍼は繊細な日本人の体質に合わせて作られていて、形状が比較的短く細くなっています。
和鍼は刺激そのものが少ないので、鍼が初めての人や、少ない刺激でも十分に効果が期待できる症状の人に使用していきます。
頑固な筋肉のこり、痛み、しびれの場合、深層筋(インナーマッスル)が原因であることがほとんどです。
当院ではこのような場合、中国鍼を使って施術しています。
中国鍼は鍼の本場である中国にて、中国の鍼灸師が使用している鍼になりますが、その特徴として和鍼に比べて太くて長い形状になっています。
中国鍼を使用すれば、しっかりと深部の筋肉に鍼を届かすことができるので、高い効果が実感できると思います。
当院では主に頑固な筋肉のこり、痛み、しびれ等の病巣が深部の筋肉にあると推察される疾患に使用する場合が多いです。
中国鍼のような長さがある鍼を使えば、硬くて深い部分にある筋肉にもしっかりと鍼を届かせることができます。
硬い筋肉を緩める場合、鍼から低周波のパルスを流す場合があります。
鍼から低周波を直接流すことにより、
等が期待できます。
症状によっては鍼と併用して温灸療法を行います。
筒の中に薬用線香を入れて、患部にマッサージを行います。
温灸療法を行うことによって、
等が期待できます。
施術の内容については初診時に患者様と相談して決めますので、要望などがあれば遠慮せずおっしゃってください。