ベル麻痺の症例-埼玉県さいたま市西区|彩玉鍼灸院

ベル麻痺の症例-埼玉県さいたま市西区|彩玉鍼灸院

ベル麻痺の症例です。
ベル麻痺でお困りの方は、埼玉県さいたま市西区の鍼灸専門院-彩玉鍼灸院をお勧めします。

右の顔面が動かない 30代女性

症状・・・

一週間前に、朝起きてしばらくしたら急に右の顔が動かなくなった。

 

急いで病院に行って、耳鼻科を受診した。

 

診断は「顔面神経麻痺」。

 

ステロイド、ビタミン剤を処方されて服用している。

 

仕事はしばらくお休みをもらい治療に専念することにした。

 

とにかく心配で、このまま顔が動かなくなってしまったらどうしようと思い、薬以外の治療は無いかとネットで検索した。

 

そうしたら「鍼灸」も効果があると知り、早速家の近くの鍼灸院を検索すると当院のホームページを見つけた。

 

顔面神経麻痺について詳しく解説していたので来院された。

 

医療面接、身体診察・・・

右の顔を拝見すると、額のシワが作れない、目は完全に閉じていない、口角を上げることができない。

 

食事に関しては、麺がすすれない、水分を飲むと口からこぼれてしまう、固形物も右の口に溜まってしまう。

 

右目が閉じないので、涙が随時流れてしまう。

 

また味覚に関しては、塩気があまり感じない。

 

私生活では、仕事が忙しい時期で寝不足が続いていた。

 

考えられる疾患名・・・

顔面の麻痺なので、顔面神経麻痺なのは間違いない。

 

血液検査では帯状疱疹ウイルスは検出されなかったので、ベル麻痺と推察される。

 

治療方針、経過・・・

  • 麻痺側の顔面神経のポイントに鍼をして神経の再生を促す。
  • 温灸器を麻痺側の顔面部にあてて、顔面筋の血流を改善する。
  • 首、肩、背部にも鍼をして、体の疲れを改善する。
  • 施術の頻度は、本人の希望もあり週に六回のペースで施術を行う。
  • 鍼の長さは4センチの鍼を使用する。
第一回~第六回・・・

伏臥位で、首、肩、背中の筋肉の緊張部に鍼治療。

 

仰臥位で、右顔面部に鍼治療。

 

温灸器を右顔面筋にあてる。

 

第七回~第十四回・・・

回数を重ねる度に、徐々に顔の動きが出始めている。

 

味覚は完全に回復した。

 

施術は前回同様。

 

第十五回~第二十二回・・・

顔の動きは70%程、回復している。

 

施術は前回同様。

 

第二十三回~第三十回・・・

顔の動きはほぼ100%回復している。

 

施術は前回同様。

 

  • ほぼ完治したので施術を終了とした。
  • ベル麻痺は心身の疲れから発症しやすいので、寝不足だけはしないようにアドバイスした。

 

考察・・・

今回の症例は典型的な「ベル麻痺」です。
ベル麻痺
ベル麻痺は顔面神経麻痺のひとつで、ほとんどの顔面神経麻痺はこのベル麻痺です。

 

ベル麻痺の原因はわかっていないのですが、ほとんどは心身のストレスだと言われています。

 

現に当院に来院されているベル麻痺の方のほとんどは、何らかのストレスを抱えている場合が多いです。

 

このベル麻痺ですが、ほとんどの場合において予後は良好と言われます。
予後良好
発症後すぐに治療を開始すれば、ほとんどの方が後遺症を残さず完治が期待できます。

 

治療の基本は「ステロイド」で、炎症をしっかりと抑えて顔面神経を正常に戻します。

 

ただし完治、改善率を上げたいのであれば、西洋薬と合わせて東洋医学も併用した方がより確実だと思います。

 

因みに当院では、麻痺した顔面部に鍼をすることによって「神経再生の短縮」「顔面筋の拘縮を緩める」等が期待できます。

 

発症後、なるべく早めに薬物療法と併用して鍼治療を受けることをお勧めします。


 

 

疾患症例集について・・・

臨床経験のなかで、特に印象が強かった症例をできる限り分かりやすく掲載しています。

 

これをご覧になって、ご自分の症状と似ている部分があれば施術方針の参考にしてください。

 

尚、ご自身の抱えている症状が当院の施術で改善するのか、詳しく知りたい場合は遠慮なくご相談ください。