股関節の痛みは、さいたま市西区の彩玉鍼灸院

症例紹介|股関節の痛み|彩玉鍼灸院

症例集>股関節の痛みに苦しむ(60代男性)

初診時問診・・・

 

股関節痛

 


二か月程前から、左の股関節が痛むようになる。

 

特に座った状態から立ち上がる時、階段を上がるとき等で痛みが走る。

 

病院で、レントゲン、MRIを撮ったが骨や靭帯には異常がみられなかった。

 

 

鎮痛剤を服用しているが、薬が切れると痛みがぶり返す状態。

 

 

鍼灸は以前に腰を痛めたときに当院で楽になった経験があることから、診察券を見つけて電話された。

 

 

話を詳しく伺うと、仕事は定年退職して今現在は時間があるので趣味の家庭菜園を頑張っている。

 

家庭菜園ではしゃがんでいる時間が長いようで、股関節に負担がかかっていると推察される。

 

また体重も退職後に増えていて、身長164cmに対して体重が76キロあるとのこと。

 

 

身体診察をすると、腰〜臀部の緊張があり、左の股関節周囲の筋肉もかなり硬い状態である。

 

仰向けで膝をたてて横に倒すと左の股関節に痛みがでる。

 

 

 

 

考えられる疾患名・・・

 

筋膜性の股関節周囲炎

 

 

 

根拠・・・

 

MRIで骨、靭帯の損傷は除外できる。

 

安静時の痛みは無く、動作開始の痛みである。

 

股関節周囲の筋肉が異常に硬くなっている。

 

 

 

治療内容・・・

 

うつ伏せで、腰〜臀部周囲の筋肉に鍼治療(低周波)

 

左上の側臥位で、股関節周囲の筋肉に鍼治療(低周波)

 

※股関節周囲の筋肉に対しては、75mの長さの鍼を使用した。

 

股関節周囲の筋肉に、電気ていしんをかける

 

 

 

結果・・・

 

週に二回のペースで治療する。

 

三回の治療で、痛みはだいぶ取れてくる。

 

その後、二回ほど治療すると痛みはすっかりと無くなる。

 

「様子をみて、何かあったら電話ください」と説明して治療を終了した。

 

 

 

解説・・・

 

股関節(解剖)

 


股関節とは、骨盤と大腿骨を連結している関節のことです。

 

股関節は肩と同じ球関節なので、前後・左右に動かすことができる自由度が高い関節といえます。

 

 

股関節が痛くなる原因は様々あるのですが、多い症状として「変形性股関節症」があります。

 

股関節軟骨

 


これは股関節にある関節軟骨の摩耗により、大腿骨の骨頭が変形してしまい、痛みが発症してしまう疾患です。

 

原因としては、加齢、過度の運動、交通事故等があります。

 

 

次に多いのは、股関節周囲の筋肉の緊張(こり)です。

 

要するに、股関節周囲の筋肉が何らかの原因で緊張を引き起こすと周囲の神経叢が興奮して痛みを引き起こします。

 

 

今回のケースは、家庭菜園で長時間しゃがんでいる姿勢が長かったようで、継続的に股関節周囲の筋肉が過緊張を引き起こしたと推察されます。

 

筋肉がこのようになると、伸ばしたときに痛みを引き起こすことになります。

 

また、この方は仕事を引退されて体重が急激に増えてしまったようで、これも股関節に負担をかけていたと思います。

 

 

予防としては、体重を減らすこと、長時間のしゃがみ姿勢は控えることです。

 

痛みが無くなった時点で、股関節周囲のストレッチも効果的だと思います。

 

 

当院では、股関節疾患の場合に関して「筋肉」が原因であれば、しっかりと鍼で筋肉の緊張を改善することにより短期間での痛みの改善が期待できます。

 

股関節周囲の筋肉群

 

※股関節に関連する筋肉はたくさんあります。それらを鍼でしっかりと緩めていきます!

 

 

尚、変形性股関節症のような「骨」が原因の場合に関しては、軽度であれば鍼治療での痛みの改善は可能ですが、重度になると手術の範疇になるので病院での治療を優先してください。

 

 

 

 

 

 

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