三叉神経痛は、さいたま市西区の彩玉鍼灸院

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症例集>筋肉の頑固なコリが原因と思われる三叉神経痛(40代女性)

初診時問診・・・

 

三叉神経痛2021、5

 


九週間前から、右の顔面部に激痛が走るようになる。

 

痛みは突発的で、「ズキーン」とした激痛が走る。

 

数秒経つと嘘のように痛みは無くなる。

 

病院では「三叉神経痛」と診断され、MRIを撮ったが神経は正常で血管の癒着は確認されなかった。

 

「カルバマゼピン」を処方され、服用時は調子が良かったが、ふらつきがひどくなり車の運転や仕事に支障が出たので中止した。

 

鎮痛剤に切り替えて服用しているが、ほとんど効果がない状態。

 

ネットで鍼灸治療が良いと記事を見たので、近くにある鍼灸院を探し、当院を見つけて来院された。

 

 

今現在の症状を詳しく聞くと、痛みは最初は顎の周りだけだったのが、今は目の外側、眉間の上辺りまで痛みが走る。

 

とにかく日に何度も「スキーン」とした激痛が走るので、精神的にも肉体的にも参ってしまう。

 

 

身体診察をすると、右の首筋が異常に緊張して硬くなっている。

 

また、右の顎関節周囲の筋肉も凄まじく硬くなっている状態。

 

口を開けてもらうと、右の顎関節がジャリっと音が鳴る。

 

 

 

考えられる疾患名・・・

 

右の三叉神経痛

 

 

 

根拠・・・

 

 

痛みの性状が三叉神経痛と一致

 

突発的な痛みなので、非定型顔面痛ではない

 

痛む部分が三叉神経と一致している

 

 

 

治療内容・・・

 

うつ伏せで、首・肩・背中の筋肉のコリに鍼(低周波)

 

右上の側臥位で、首・顎周囲・三叉神経に鍼(三叉神経にはマイクロカレント、首・顎周囲には低周波)

 

首〜顎関節周囲の筋肉に電気ていしんをあてる

 

 

 

結果・・・

 

週に三回のペースで治療する。

 

六回ほどで徐々に痛みの頻度は減ってくる。

 

十回ほどの治療で、痛みはだいぶ無くなったので、後は定期的な治療に切り替えて治療継続中である。

 

 

 

解説・・・

 

今回のケースは、右側の三叉神経痛で間違いないと思います。

 

三叉神経(イラスト)

 

三叉神経は脳神経の一つで、顔面部では三本に分かれます。

 

 

三叉神経痛は、かなりの激痛が突発的に発症するのが特徴で、発症時の痛みの時間は数秒〜数分で、それを過ぎると嘘のように痛みが無くなります。

 

三叉神経痛の原因ですが、MRIで神経が血管に癒着している場合は、微小血管減圧術等の外科的処置が基本です。

 

またヘルペスウイルスが神経に炎症を引き起こすケースもあります。

 

それ以外では原因不明の部分が多いです。

 

ちなみに原因不明の場合は、保存療法が主な治療になります。

 

 

病院では、デグレトール等の抗てんかん薬を使いますが、個人差があり人によっては副作用が強く出て使えない場合もあります。

 

また神経ブロックの注射も有効とされますが、薬効成分が切れると痛みが戻ることがほとんどです。

 

 

では鍼灸ではどのような効果が期待できるのでしょうか。

 

これは正直、程度や原因によります。

 

まず、ヘルペスウイルスなどが原因の三叉神経痛の場合は鍼灸で痛みを改善するのは至難の業です。

 

原因がウイルスなので、もちろん個人差があるのですが、特に年配の方の場合は難しい改善しないケースも多いです。

 

 

では今回のようなケースの場合は何が原因だったのでしょうか。

 

私の考えでは、首の緊張、顎関節症が原因だと推察されます。

 

要するに首や顎関節周囲の筋肉が拘縮を引き起こして三叉神経を圧迫して痛みを引き起こしていたと考えます。

 

問診の段階でも、慢性的な首肩こり、睡眠中の食いしばり(歯医者で指摘済み)がひどいとおっしゃっていました。

 

ですので鍼治療で主に首や顎関節周囲の筋肉群を緩めたことにより、三叉神経の圧迫が緩和して痛みが改善したと思われます。

 

 

三叉神経痛はとにかく痛みが激痛なので、耐えられません。

 

この疾患が疑われたら放っておかないで早急に治療するようにしましょう。

 

三叉神経痛(写真)

 

筋肉が原因の三叉神経痛であれば当院がお役にたてると思います。

 

 

 

 

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