低音の耳鳴りは、さいたま市西区の彩玉鍼灸院

症例紹介|耳鳴(低音)の治療|彩玉鍼灸院

症例集>「ゴー、ボー」といった低音の耳鳴りに悩む(30代女性)

初診時問診・・・

 

低音耳鳴り2021、5

 


昔から疲れが溜まると右の耳がつまり、聞こえが悪くなっていた。

 

今回は三週間前より右耳のつまり、聞こえの悪さがあるが、「ゴー、ボー」といった耳鳴がひどい。

 

病院で耳の検査をすると、右耳の低音部の聞こえがかなり悪くなっていると診断される。

 

とにかく耳のつまり、聞こえの悪さよりも耳鳴がストレスで、睡眠もうまくできていない状態である。

 

ネットで当院の低音難聴のページを見つけて、興味があり来院された。

 

 

低音難聴2021,5

 

まず今回の「オージオグラム」のコピーを見せてもらうが、右耳の低音部がかなり下がっていて、重度の急性低音障害型感音難聴だと推察される。

 

それに伴い、低音の耳鳴が発症したものと推察される。

 

尚、めまいに関しては症状は無い。

 

首肩こりは慢性的に酷い状態で、精神的なストレスも自覚がある。

 

 

 

考えられる疾患名・・・

 

急性低音障害型感音難聴

 

 

 

根拠・・・

 

オージオグラムで低音部のみ難聴がある

 

耳鳴の性状は「ゴー、ボー」といった低音である

 

めまいは無いのでメニエール病は除外できる

 

 

 

治療内容・・・

 

うつ伏せで、首・肩を中心に背部、足に鍼治療

 

右上の側臥位で、首の周り、手のツボに鍼治療

 

右の胸鎖乳突筋を中心に温熱マッサージをする

 

 

 

結果・・・

 

 

週に二回のペースで治療する。

 

治療を行なう度に、耳のつまりは楽になる。

 

一か月ほどで、耳鳴の音が小さくなってくる。

 

病院で検査すると、耳の聞こえはかなり改善していた。

 

低音難聴2021,5(後)

 

週に一回のペースに切り変えて、その後二か月程治療する。

 

耳鳴は、だいぶ気にならなくなっているが、静かな場所にいるとまだ「ボー」と聞こえる。

 

その後は電話予約に切り替えて、治療継続中である。

 

 

 

解説・・・

 

まず「耳鳴」の治療はかなり難しいです!

 

当院にも耳鳴に関する問い合わせが多いのですが、ほとんどの耳鳴が完治はしないと思っています。

 

そのなかで、唯一改善が期待できる耳鳴として「低音の耳鳴」があります!

 

低音の耳鳴は自覚的には「ゴー」「ボー」といった低い音が聞こえます。

 

それとは逆に「キーン」「ピーン」といった音は高音の耳鳴になります。

 

もちろんすべてに当てはまるわけではないのですが、ほとんどにおて高音の難聴があると高音の耳鳴が、低音の難聴がある場合は低音の耳鳴がします。

 

高音の耳鳴は、老人性難聴、音響性外傷、突発性難聴などで発症することが多いのですが、人によってはある程度改善することもあるようですが、すっきりと良くなることは難しいと言わざるを得ません。

 

一方、低音の耳鳴は、急性低音障害型感音難聴、メニエール病などに多い症状で、この場合低音の聴力が回復すると良くなる場合が多いです。

 

しかし、人によっては低音の聴力が回復しても耳鳴だけ残ってしまうことも多いようで、長期の治療が必要になる場合もあります。

 

 

当院では、耳鳴の治療に関しては高音の耳鳴の場合は「正直難しいです」とはっきりと言うようにしています。

 

低音の耳鳴に関しては、完治は個人差がありますが、改善はすると説明しています。

 

耳鳴は辛い

 

耳鳴は、原因によってかなり左右される症状です、また自覚的な症状なので、本人にしか苦しさがわからず辛い思いをしている人も多いと思います。

 

未だに耳鳴を完治させる薬も治療法もありません!

 

ですが鍼灸で少しでも耳鳴を小さくできれば幸いです。

 

 

 

 

 

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