急性低音障害型感音難聴は、さいたま市西区の彩玉鍼灸院へ

症例紹介|急性低音障害型感音難聴|彩玉鍼灸院

症例集>耳に水が入った感じ、音が反響する、低い耳鳴り(20代女性)

初診時問診・・・

 

急性低音障害型感音難聴2020、2

 


三か月前から、右の耳に水が入ったような感じになる、放っておいたが良くならなかったので耳鼻科にて診察をうける。

 

聴覚検査を受けると、「低音部の聞こえが落ちている」と言われた。

 

耳管の検査もしたが、問題はなかった。

 

利尿剤、ビタミン剤を処方されて服用したが、多少良くなった程度で改善していない状態。

 

最近では、自分の声が頭の中に響いて辛い。

 

また、睡眠時には「ゴー」といった低い耳鳴りがあり寝つきが悪い。

 

数年前に、肩こりの治療で当院に来院されていて、「何とかなりませんか?」ということで再び来院された。

 

身体診察をすると、胸鎖乳突筋、菱形筋、斜角筋が異常に硬い。交感神経の緊張が強い。

 

仕事は生命保険の営業部で、ストレスの度合いが高いと推察された。

 

 

考えられる疾患名・・・

 

急性低音障害型感音難聴

 

 

根拠・・・

 

低音部のみ難聴がある

 

耳に水が入っている感じは、蝸牛のむくみがあると思われる

 

低音の耳鳴りがあるのは、低音部の補充現象が考えれる

 

めまいが無いのでメニエールには移行していないと思われる。

 

 

 

治療内容・・・

 

うつ伏せで、首、肩、背部、腰部、下腿の緊張部に鍼通電治療

 

右上の側臥位で、胸鎖乳突筋、斜角筋、耳周囲のツボに鍼通電治療

 

緊張している頚部の筋肉に温熱のマッサージを加える

 

 

 

結果・・・

 

 

週に二回のペースで治療する。

 

二回目の治療後、耳に水が入っている症状は少し無くなる

 

六回目の治療後では、耳に水が入っている症状は完全に無くなった

 

その後、数回の治療で声の反響も徐々に良くなっているが、ストレスが溜まると症状が強く出ることがある。

 

耳鳴りについても、調子が良い日はあまり気にならずに睡眠もよくとれる。

 

今現在は、疲れが溜まり症状が強くなりだすと電話で予約して来院している。

 

 

 

解説・・・

 

急性低音障害型感音難聴(写真)2020、2

 


今回の方は、典型的な急性低音障害型感音難聴だと思われます。

 

この疾患の特徴として、低音のみの難聴がある、耳の違和感(つまり感、水が入っている感)、低音部の耳鳴り等。

 

オージオグラム2020、2

 

この疾患は聴力検査で低音部のみが下がりますので容易に診断がつきます。

 

 

また、発症しやすいタイプとして、几帳面、神経質、首肩こりがひどい等。

 

解剖学的には、内耳の蝸牛にリンパ液がたくさん入りすぎの状態と言われます。

 

当院では、この症状の方の施術に関しては、首の筋肉の緊張を改善、交感神経の緊張を改善して、内耳への血流障害を改善します。

 

内耳の血行を改善することにより、蝸牛のむくみを二次的に改善することができると考えるからです。

 

また、しっかりと水分補給、下半身の筋肉を使う(ウォーキングがお勧め)ことも重要になってきます。

 

急性低音障害型感音難聴は、比較的改善しやすい疾患ですが、再発もしやすいので、普段の生活環境の見直しが重要と思われます。

 

 

 

 

症例集に戻る・・・


ホーム RSS購読 サイトマップ